2018年1月8日月曜日

人を育てるということ マミーズタッチ

サロンを経営するにあたって一番大事なのは人を育てること。

スタッフにはマミーズのマッサージを教えるだけではなく、
「マッサージによってお客様の心と体をラクにする」
そのためマッサージセラピストはどうあるべきかを理解して
施術に入ってもらうのですが、
型や手順だけできるようになればよいと言うものではありません。


この人に身体を任せても良いと思っていただけるような人柄や、
ゆっくり眠りたい、しっかりとコリをほぐして欲しい、
ケアの方法を説明して欲しい、話を聞いてもらいたいなど、
お客様からの要望を察知する接客センスも問われます。

個室での会話にはそれぞれのスタッフの性格や考え方、育ち、
これまでの生き方や習慣がもろに現れてしまいます。
すでに出来上がった人の習慣を変える事は容易ではありません。

それでも妥協せずにマミーズタッチでは、
「こういうセラピストであって欲しい!」
という理想の姿をイメージして研修を重ねていきます。
気づいたことを注意しあったり、話し合うことで、
少しづつ変化してくれるスタッフの成長を見ると、
心から嬉しいですし、彼女たちを愛おしく感じます。

「マッサージが好きです。マミーズタッチが好きです」

ありがたい事にこう言って入社してきてくれるスタッフがおります。
そういうセラピストが途切れてしまえば、
サロンを続けることができなくなってしまいます。

先週末に他サロンで7年間のマッサージ経験者であるスタッフの、
「アロマバランス」デビューのための技術チェックを行いました。

12月1ヶ月間の猛特訓で習得してもらいました。
かなり大変だったと思いますが、
教える方も教わる方も、サポートしてくれたスタッフ全員も、
力を合わせて頑張ってくれました。

振り返れば特訓中は、アドレナリンが大噴出するような出来事があったりして、
私にもスタッフにとっても記憶に残る1ヶ月でした。

接客業です。
アロマの香りで疲れた人を癒すお仕事です。
普段はいつも笑顔でいることを心がけておりますが、
技術指導時の私はかなり怖いと思います。
「もっと俯瞰して教えられなかったのか?」と自己嫌悪に陥ることもしばしば。。。

自分が見られる時間は限られているので、
私のチェックの時には本当に細々としたところまで注意します。
そのくらいはまあいいか。。とはどうしても思えない。

マッサージの中身はもちろんですが、
オイル塗布、手の感触と暖かさ、タオルの掛け方、
声のトーンや滑舌、導線の無駄などなど。
お客様がお支払いくださるお代金の価値を最大限感じていただけるように、
全てにおいて心を配って欲しいと願って伝えているつもりです。

厳しい研修を乗り越えチェックに合格したスタッフと、
今回の研修を一手に任されたスタッフの両方から、
終了後には嬉しいメッセージをもらいました。
大変なこともありますが、やり甲斐があるセラピストという仕事、
これからが本番、頑張って欲しいと思います!

とはいえ私たちの仕事は個室の中で行われているので、
まだまだ至らないところがあると思います。
本人も失念している事もあるかもしれません。

ご来店のお客様にお願いしたいのは、
そんな時は遠慮なさらずにおっしゃっていただきたいということです。
マッサージの強弱や室温など当たり前の要望だけでなく、
細かいことでも気がついたら、遠慮なくお申し付けください。
それがさらにセラピストとしての彼女たちの栄養剤になると思うのです。

今年も元気になれるサロンを目指して頑張ります!
どうぞマミーズタッチをよろしくお願いいたします。

マミレヴィ