2013年9月12日木曜日

アーユルヴェーダの食事@スリランカ

施設の下のビーチ 一日のはじまり


先週はスリランカでアーユルヴェーダの治療を体験してきました。
気分的には空気の良い海辺のリゾートで、今年前半の疲れを癒す感覚でした。


今年に入ってずっーと考えること、やることがいっぱい。
少しだけ頭をリセットしたいと思い、スリランカ行きを決めました。


凝った背中や首、職業病の腰痛、消化能力の低下、ドライアイ、婦人系の不調などなど、先生に脈診していただき、細かく問診されていくうちに、大丈夫か私??という位、不調箇所を自覚。

忙しくなると不調に慣れてしまい、辛い感覚が分からなくなってしまうことがあります。
きっと私、その状態だったんだと思います。

担当してくれたDr.


アーユルヴェーダを本当に受けたいと思ったら、体質に合った食事法を外せないので、
まずはドクターに体質を見極めてもらいます。
私はヴァータ、ピッタのバランスが崩れていました。
レストランのテーブルの上には、各々の体質が書かれた紙が置かれていて、
テーブルに着くと、ドクターから指示されたジュースやスープが運ばれてきます。

私のドーシャカード 


食事は朝昼は基本ヴァイキング、夜はテーブルにサーブされます。
ダイエットコースの方はそれに対応した食事があります。(ちょっと寂しい)
ひとつひとつの料理の前にも「シロダーラ中には食べないこと」「コントロールダイエット中は食べないこと」などと、表示されています。

ずらりと並ぶスリランカフード



しかも、食事をする場所にドクターが必ずひとりついていて、親切にお皿の上に乗った料理を見はってくれています。シロダーラ中にスイカを見てたら、カットしてくれる人がドクターを呼んで確認し、ドクターから「今はだめよ」と止められました。

オムレツじゃなくて、フルーツカット係がいます


ノーマルコースにした私は、大好きなスリランカフードをたっぷり頂いていました。
料理はスパイスを使った野菜料理が主体、でも毎食後にデザートだってあります。

チョコレート?いえ、ケーキだと思います。


夕飯時にお魚料理が一品出ます。
量にも内容にも不満はありません。

さすがに3食きちんと食べる生活では、どんなに身体に良くても、体重は変化なし。
変化ないほうがおかしいくらいの旺盛な食欲。






最近、忘れっぽいと思っていたのですが、ゴツコラ(つぼくさ)が脳のアンチエイジングに効果がある唯一の植物と説明を受け、毎日真剣に頂きました。
サラダかスープに使われています。慣れると病みつきになる青汁味。





アーユルヴェーダで大切なことのひとつに、植物から作られた薬を、正しい時間に摂るということもあります。指定された時間に薬を飲みます。


ちなみに私の一日の薬計画。
6時 液体の苦いドリンク。
9時 粉薬をハニーに溶いて。
10時 粉薬
ランチ後 シロップ
16時 粉薬と丸薬
18時 液体の苦いドリンク
ディナー後 シロップ
寝る前 丸薬



これを覚えているだけで大変ですが、食前、食後と意味があるらしく、
できるだけ厳密に飲んだ方が良いそうです。

7日間の間に、30分以上かけてのDr.コンサルテーションが3回、
ドーシャチェックが1回あります。
そこで薬や、トリートメント内容を見直します。

最後のコンサルで日本に戻ってからの薬を決めてもらえます。
私は若返り、婦人系のバランス、消化器系を整える、代謝アップ、記憶力増進
凝りがあるとき用塗り薬など、出してもらいました。2週間分たっぷり。
もちろん、飲んでます。決められた時間に!!!



そして、興味津々だったゴツコラのハーブティー、空港で見つけてゲットしました。
もちろん、今も毎日飲んでいます。記憶力がよくなると信じて。


命は食べることから。
それを実感した7日間でした。

帰国後、はじめてのゴハンは近所の美味しい和食屋さん、花とら。
揚げ出し豆腐、里芋煮、漬け丼、つみれ団子。
十分ヘルシーだと思うけど、それでも、舌の突起上に醤油の味が残りました。
一週間、徹底的に食事法を変えると、身体に小さな変化が起こるのが分かります。
それがわかって良かったです。

食事編終了。

マミレヴィ