アロマセラピーを生活に取り入れてみたいと考えている方は多いと思いますが、
どうやって自分に合うオイルを見つけることができるのか、
アロマの本を読んでも難しいという相談をよく受けます。
また、アロマのお店で精油の香りを嗅いでみても、
精油の香りを単体で嗅いだところで、
それが自分にピタッとくるものかどうかを判断するのは難しいものです。
ブレンドとなると尚更です。
体にも心にも効く好きな香りのオイルを見つけることができたら、
気分良く毎日を過ごせるようになり、
心配事や体調不良と無縁の生活を送れるようになると思います。
31年前、エステの国際ライセンス取得のために、
ロンドン留学中だった私が購入した初めての精油は、
初めてアロマのお手入れをして頂いた時に、
セラピストが勧めてくださった、
ゼラニウム、ラベンダー、ジュニパーの3本でした。
子宮内膜症で生理痛が毎回吐くほどひどかった事と、
腎臓の機能が弱くてむくみやすい、
血流が悪くて手足が冷えやすい体質を診て、
お手入れの後に勧めてくださったこの3本は、
のちに私の心と体を元気に導いてくれただけではなく、
人生までもを大きく好転させてくれました。
足湯とリフレクソロジーを日々の生活に取り入れたら、
冷えから解放され、生理周期が整っていきました。
いつも浮腫んでいて、自分には無いものと思っていた足首も現れました。
そして一番は、こんなに毎回生理痛が重くては、
授かれないかもしれないと思っていた赤ちゃんに恵まれた事でした。
自分の上に起きた出来事に感動した私は、
アロマセラピーを日本でやってみたいと思い立ちました。
実際にアロマを日本ではじめて30年が経ちました。
日本でもアロマの知名度は上がって、
老若男女、ラベンダーやペパーミントという名前くらいは
誰でも聞いたことがあるようになったと思います。
嬉しい事です。
しかし、少し複雑な気持ちになることも否めません。
なぜなら日本で有名になった「アロマ」は本来の意味合いより、
香りを楽しむ芳香剤や洗剤のイメージの方が強いからです。
「植物の命の雫で、人の心と体を健やかに保つこと」
私がやりたかった事は本物の精油を使って、
日本女性の心と体を健やかに保つお手伝いをする事でした。
知りたいと願う方に、アロマの素晴らしさをお伝えできる機会を
少しづつ作っていきたいと思っております。
昨日は精油のブレンドセミナーを行いました。
チェックリストを使って体と心の状態を客観的に見て、
自分に必要なブレンドの軸になる1本の精油を決め、
そこに私がお勧めするオイルを選び3種の精油をブレンドしました。
香りを確認していただいてブレンドを完成させます。
それぞれの皆様に2種類のバスソルトとマッサージオイルを作りました。
各々必要なオイルを見つける事が出来たと思います。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
こちらは昨日のブレンドセミナーの様子です
こちらは先月のブレンドセミナーの様子です
マミレヴィ